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- 社労士試験の勉強って難しい
- モチベーションが続かない
- やる気を維持する方法が知りたい
学習のモチベーションは上下して当たり前です。「習慣化すればいい」とよく言われますが、習慣になるまでにもモチベーションが必要。学習を習慣化できたとしても、モチベーションの影響を少なからず受けます。
この記事では学習のモチベーションを維持する方法と、やる気が下がったときの対処法を解説。記事を読めば、モチベーションをコントロールできるようになり、社労士試験に合格できる可能性が高まります。
以下の7つの方法を組み合わせて、モチベーションを保ちましょう。
合格する可能性が確実に上がる!
社労士試験の学習でモチベーションが下がる原因
社労士試験の学習においてモチベーションが下がる最大の原因は、「思っていた通りに学習が進まない」からです。具体的には次の3つの要素が引き金になります。
- わからない
- 忘れてしまう
- 学習時間を確保できない
「テキストに書かれている内容が理解できない」と勉強が苦痛になります。「ぜんぜん覚えられない」と自信がなくなります。忙しくて勉強できない日が続くと、「もうムリだ」と悲観的になってしまうことも。
社労士試験の学習を始める前のイメージと現実にギャップを感じるほど、モチベーションが下がります。
モチベーションが下がる原因を理解しておくことが大切です。
難しい社労士試験でモチベーションを維持する方法7選
社労士試験に合格するために、モチベーションを維持する方法は以下の7つです。クリックすると各項目にジャンプします。
自分に適した方法を組み合わせると、モチベーション維持の効果が高いです。
目的を明確にする
モチベーションを保つために、合格を目指す目的を明確にしてください。「何のために社労士になるのか」、鮮明にしましょう。目的がはっきりしないとゴールが定まらずに、モチベーションが低下する原因になります。
社労士を志す目的が「資格があると安心だから」では曖昧です。以下のように書き出してみましょう。
- 目的:50歳までに独立するため
- 目標:次回の社労士試験で合格する
- 行動:1日3時間以上勉強する(朝1.5時間、昼0.5時間、夜1時間)
目的がクリアなほど、モチベーションを維持できます。
目標を立てやすく、取るべき行動がはっきりするためです。
完璧主義を捨てる
モチベーションを維持するために、完璧主義を捨てましょう。完璧を目指すほど現実とのギャップが大きくなり、モチベーションが低下するからです。
社労士試験の合格に、満点は要りません。7割程度の得点で合格できます。
完璧主義を捨てるためには、次の心構えが重要です。
- 奇問難問は捨てる
- スキマ時間を活用する
- 最小限の教材で満足する
- 徐々にペースを上げていく
- ゆとりのあるスケジュールを組む
社労士試験の学習のメインは、過去に出題された問題(過去問)を繰り返し解くことです。1度しか出題されていない、テキストにも書かれていないような難しい問題は、ためらわずにパスしましょう。基本重視です。
資格の勉強といっても、まとまった時間を確保しなくて大丈夫。バスや電車を待っている「スキマ時間」や、お風呂や移動中などの「ながら時間」を活用してください。細切れ学習でも、立派な勉強です。
教材は最小限のものだけを用意しましょう。「テキスト」「過去問」「法改正」「白書」「模試」「横断整理」に関する教材があれば十分です。あれもこれもと揃えて、教材だけでお腹いっぱいにならないように注意しましょう。
スタートから全力疾走をしないでください。社労士試験の学習期間は短くても半年、長ければ1年以上に及ぶため、途中で息切れしてしまいます。8月の社労士試験が近づくにつれて、徐々にペースを上げていきましょう。
学習スケジュールはゆるく組んでください。ガチガチのスケジュールを立てると、思い通りにいかないたびにモチベーションが下がってしまいます。最悪の場合、挫折してしまうことも。
完璧主義を捨てるだけで、モチベーションが下がりにくくなります。
自分に合う勉強法を確立する
モチベーションを保つために、自分にマッチした学習方法を確立しましょう。あなたの性格や生活スタイルに適した勉強方法がみつかればストレスが減る分、学習を継続できる可能性が高まります。迷いもなくなるため、覚えることに集中できます。
学習を継続するコツは以下の3つです。
- 理解を重視する
- 学習記録を付ける
- 勉強のハードルを下げる
社労士試験に出題される法律の内容を理解せずに暗記しようとするのは、ひたすら電話番号を覚えるようなもの。苦痛でしかありません。逆に、理解することで意味がわかってくると、勉強が面白くなり自然と記憶に残るようになります。
学習記録を付けることで、これまでに積み上げてきた時間がわかります。「今までの時間をムダにできない」「これからも続けていきたい」という気持ちが勉強の原動力に。
学習を始める際のハードルを下げることも重要です。気が進まずに、なかなか勉強を開始できない日もあります。ラクに勉強を始められるように、「毎日のスタートは復習から」などの工夫をしましょう。例えば、「前日解いた問題の解説だけを読む」とか。スタートさえできれば、何とかなるものです。
学習の初期にいろいろな勉強法を試して、自分に合う学習スタイルを早く確立することが大事です。
学習の基本はこちら >> 最短合格できる勉強方法
マンネリ化を防止する
モチベーションを維持するために、学習のマンネリ化を防止しましょう。以下の対策が有効です。
- 環境を変える
- 少しずつ勉強する
- 過去問を解く順番を変える
- ちょっとしたご褒美を作る
- いろいろな姿勢で学習する
マンネリ化を防止するために、学習環境を変えてみませんか。図書館やカフェ、公園、資格スクールの自習室などで勉強すると見える景色が変わるため、リフレッシュできます。
少しずつ勉強するのも気分転換になります。試験範囲を一通り学習したあとは、全科目を短時間ずつ、勉強するのがおすすめ。例えば「労基法30分→安衛法30分→労災法30分→雇用法30分」といった具合です。科目が違えば、使う脳も異なります。科目ごとに新鮮な気持ちで学習ができます。
社労士試験の問題集は、ページの上から下へ向かって解いていくことが多いです。問題を解き慣れてきたら、「下から上に解く」「偶数番号の問題だけ解く」など、順番を変えてみてください。同じ問題集でも印象がガラリと変わります。
社労士試験に合格したときのご褒美を決めている人は多いです。合格後のご褒美とは別に、小さなご褒美も設定しましょう。例えば、「雇用法の問題集を解き終えたら、プレミアムモルツを飲む」など。ちょっとした「ご褒美=ゴール」をたくさん作っておくと、達成に向けて頑張れます。
勉強は椅子に座ってするものと決まっているわけではありません。テキストや問題集を使った学習なら立ってできます。資格スクールの講義を聞くだけなら、歩きながらでもOK。腰が痛くなってきたら、寝転んで勉強したっていいわけです。
ちょっと工夫をするだけで、マンネリ化を防止できます。
覚え方はこちら >> すぐに実践できる暗記方法10選
他人の力を借りる
モチベーションを保つために、他人の力を借りましょう。具体的には次の通りです。
- 仲間を作る
- 周りに受験を宣言する
- 合格者に相談する
資格スクールに通っているなら、リアルな学習仲間を作ることができます。独学や通信講座でも、TwitterなどのSNSで受験生と交流することは可能。自分以外にも合格するために努力している人の様子がわかれば、良い刺激になります。
社労士試験に挑戦することを、同僚や友だちに宣言することも効果的です。宣言してしまった以上、中途半端では終われません。
いちばん効果的なのは、合格者に相談することです。勉強法が間違っていないか、どうやって覚えたか、何回目の受験で合格したか、など不安に思っていることをストレートに聞いてみましょう。あなたが抱えている悩みは、多くの合格者も経験しています。一気に突破口が開けますよ。
自分ひとりで何とかしようとせずに、周りの人の力を積極的に活用しましょう。
X(旧ツイッター)
X(エックス)上で、#社労士試験や#シャロ勉と検索すれば、多くの受験生のツイートが見れます。
また、#社労士で検索すると、現役社労士の方々が大勢ツイートされています。
いいね!やフォローをしたり、コメントをしたりして、積極的に交流してみてください。
社労士のしゃべり場 on X(旧ツイッター)
2023年、今いちばんホットな交流の場が、Twitter上のコミュニティ「社労士のしゃべり場」です。
このコミュニティは、コロナ禍で失われた、ベテラン・中堅・若手の社労士や受験生との交流を再び活性化することを目的に創られました。
主催されているのは、社会保険労務士法人名南経営代表社員の大津 章敬(おおつ あきのり)さんです。
大津先生は、早稲田大学在学中に資格を取得。その後は30年近くに渡って、社労士としてのキャリアを歩んでこられた方です。これまでに18冊の書籍を出版し、全国社会保険労務士会連合会の常任理事や情報セキュリティ委員などを歴任されています。
「社労士のしゃべり場」の凄い点は、社労士や有資格者だけでなく、受験生も楽しみながら参加できること。実際に、多くの受験生が公式アカウントをフォローし、交流を楽しんでいます。
さらにTwitter上だけでなく、オフラインのリアルイベントも開催されました。
Twitterでは、「社労士になりたい!」という気持ちが高まる無料の音声コンテンツも公開されています。↓
- 第4回 社労士のリアルと今後の可能性~日本法令飯田取締役
- 第5回 今後の労働政策と社労士の役割~早稲田鈴木俊晴教授
- 第6回 【受験生応援】社労士の仕事の実際と今後の将来性
- 第7回 社労士のブランディング コンビニ社労士安先生
- 第8回 経験者4人が語る【勤務社労士】という働き方と魅力
- 第9回 日本法令飯田取締役②~社労士の可能性と役割
- 第10回 社労士の業務範囲 ゲスト:大阪中村秀和社労士
- 第11回 社労士開業1年のリアル(ふみさん+なぁちゃん)
- 第12回 続・社労士開業1年のリアル(ふみさん+なぁちゃん)
- 第13回 下田直人さんと労務管理を語る会
- 第14回 開業3年で顧問先100件!永井拓至さんの発想と行動を聞く
これからもオンライン・オフライン問わず、社労士に関わる有益なコンテンツが発信される予定です。
社労士のしゃべり場と大津先生のTwitterはフォローしておきましょう。
マイナスの情報を遮断する
社労士に関するマイナスの情報を遮断して、モチベーションを維持しましょう。インターネットには、さまざまな情報があふれています。
- 社労士試験は無理ゲー
- 資格なんて意味がない
- 社労士になっても稼げない
ネットの情報は半分正解で、半分は不正解。能力には個人差があり、本人次第だからです。試験に合格しないことにはスタートラインにすら立てず、どちらが正しいかなんてわかりません。
合格するまでは、社労士になったあとの不安にフタをしてください。意識的にマイナスの情報には触れずに、モチベーションを下げないようにしましょう。
資格を持っていて損をすることはありません。人生の選択肢が広がります。
イメージトレーニングをする
モチベーションをキープするために、社労士試験に合格したあとにやりたいことをイメージしましょう。私は毎晩、以下のことを想像しながら眠りについていました。
- 営業部から人事部へ異動する
- 来年の夏休みは家族で海へ行く
- 自分へのご褒美として20万円を自由につかう
ワクワクする未来を想像するだけで、前向きな気持ちになれます。
ポジティブなイメージは良い睡眠につながります。
下がったモチベーションを復活させるコツ3つ
やる気を保つ努力をしていても、学習のモチベーションが下がってしまうことがあります。社労士試験に対するモチベーションを復活させるコツは次の3つです。
コツ① 模擬試験を受ける
モチベーションを回復させるために、社労士試験の模擬試験を受けましょう。模試は結果が良くても悪くても、刺激になるからです。
- 良かった:自信になるけど、本番で落ちたらどうしよう
- 悪かった:このままでは落ちる、全力で追いかけよう
結果がどうであれ、模試を受けたことで「もっと頑張ろう」という気持ちになれば、学習にとってはプラスです。モチベーションを上げたいなら、模試を積極的に活用しましょう。
自分の実力を客観的に数値化できるのは、模試だけです。
詳細はこちら >> 得点につながる模試の活用法
コツ② 負のエネルギーを使う
学習のモチベーションを上げるために、負のエネルギーを使いませんか?例えば、次のような感情です。
- こんな会社、早くやめたい
- もう営業なんかしたくない
- リストラされたらどうしよう
- 落ちたら来年も勉強し続けなければならない
- 諦めたら今までの時間とお金がムダになる
「〇〇から解放されたい」「〇〇がムダになる」などの感情は、大きなパワーを生み出します。モチベーションが下がっているときは、意識的にマイナスの感情を思い浮かべてみましょう。
負のエネルギーは、モチベーション復活の強い原動力になってくれます。
コツ③ プラス思考をもつ
社労士試験に対するモチベーションが下がったときは、ポジティブに考えてください。以下のような思考がおすすめです。
- 自画自賛する
- 気楽に構える
- 「自分はできる」と言い聞かせる
社労士を目指している時点で、あなたはすごい人です。試験の受験者は毎年4万人程度。日本の人口(1.2億人)に占める割合でいうと、たった0.03%です。社労士を目指すだけでも、あなたは勉強家であり努力家なのです。自分自身を褒めてあげて、自己肯定感を高めてください。
深刻に考えすぎないようにしましょう。社労士試験に合格できなくても、生きていけます。自分の意志で始めたことなので、やめようと思えばいつでもやめられる。「やれるところまでやってみよう」と気楽に考えることも、モチベーションを高めるのに必要な思考です。
人間の脳については「10%しか使っていない」「いや3%だ」など諸説あります。実際のところはわかりませんが、「すでに100%、脳を使っている」と実感している人は少ないでしょう。あなたの脳には、まだまだ余裕があります。「自分はできる」と信じることが、潜在能力を引き出す上で欠かせません。
自分を信じることができれば、モチベーションは復活します。
直前期8月の詳細はこちら >> 試験前日までの過ごし方
モチベーションを維持して難しい社労士試験に合格しよう
社労士試験の学習を継続するために以下の7つの方法を組み合わせて、モチベーションを維持しましょう。
- 目的を明確にする
- 完璧主義を捨てる
- 自分に合う勉強法を確立する
- マンネリ化を防止する
- 他人の力を借りる
- マイナスの情報を遮断する
- イメージトレーニングをする
モチベーションが下がったときは、次の対策が有効です。
- 模擬試験を受ける
- 負のエネルギーを使う
- プラス思考をもつ
社労士試験の学習期間は短くても半年、長ければ1年以上に及びます。合格するためには、モチベーションの維持が欠かせません。
モチベーションをうまくコントロールして、最短で合格しましょう。
合格する可能性が確実に上がる!